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Trick or Treat!?

猫犬より、くーネタ。

 Trick or Treat!?


  10月31日。この日もいつも通りに彼らの家へ遊びに来たのがくー。


くー「コロ、レオン、モカあそぼー」

 カタカタカタ。

 何かの音がする。

(園長さんかなぁ…?)

 きょろきょろ。

 誰も居ないようだ。

 待とうかな。

 幼稚園には兎や亀もいるし、お散歩だけでも楽しい。

夕方の明かりが消えつつある。

「今日は出かけたの??」

 いつもならする美味しそうなご飯の匂いもしない。

 ご飯は食べてきたから大丈夫だけど…

「Trick or Treat! Trick or Treat!」

 そこへ怖い生き物がくーへ近づいてきた。

 ぶるぶる。

(逃げないと)

 だけど足がすくんで動けない。

 牙がある。食べられてしまうかも!!

 怖くて匂いを嗅ぐ余裕もない。

「ぼ、僕美味しくないですっつ。好き嫌い多いですから」 

 ワンワン。

 うん?

 コロ、レオン、モカの声??

「くー君、私だよ」

 彼は頭に被ってた物を外した。

(なんだ園長さんかー)

「ハロウィンでね、折角だから園児たちと歩いて来たんだ」

 ハロウィン??

「怖い恰好をした子供たちがお菓子を貰える日なんだよ」

モカ「僕達の持ってるのは外国の明かりなんだ」

 園長さんには犬語は分からないけど、モカが首にかけてるのはカボチャのランタン。

 !!

 そこでくーは閃いた。

 ダッシュで帰るくー。

レオン「どうしたんだろ??」

コロ「せっかくお菓子もあったのに」


 くーが平野家に帰るとそこには。

 そこにもカボチャのランタンが。

 わんわん!

(うちにもお菓子があるはず!!) 

「あら、なんで分かったのかしら。今日はジャーキーがあるわよ」

「まずは手を洗おうね、くっきー」


 ハロウィンって楽しいな。

 その夜、こっそりコロが渡しそびれたお菓子を持って来たのを
 くーが知るのは翌朝のこと。

 庭の秘密の場所にその袋はあった。

 犬用のクッキーは園長さんの手作り。
 カボチャの味のクッキーにも彼が大喜びしたのは言うまでもない。

 おしまい。


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